SIer営業職の仕事内容とは?つまらないって本当?

2015年から社会人として働いていて、現在8年目の30歳の方の実体験を紹介していきます。
勤務先は上場企業のSlerで、職種は営業職になります。
営業職と技術職の違いについても触れられているので、ぜひ最後までご覧ください。
WEBスキルを身に付けて新卒で都内のIT企業に就職し、起業するまでに至った僕が、一番最初に通ったプログラミングスクールが「WEB CAMP」です。
現在はそれぞれのライフスタイルに合わせたカリキュラムがあり、非常に柔軟に学びやすくなっています。
安心の転職保証も付いているため、本気でエンジニアになりたいと考えている方にはおすすめです。
全額返金制度がある
スクールを選ぶ上で大切な基準の1つが「就職支援が充実していること」
その点に置いてDMM WEB CAMPはとても優れています。
転職保証が付いているという安心感と、万が一転職できない場合の全額返金制度は、とても安心できますよね。
給付金制度が使える
規定の条件がありますが、国が用意している給付金制度を使うことができます。
DMM WEB CAMPには、経済産業省認定のコースがあり、最大56万円の給付金が支給されます。
受講スタイルが選べる
「専門技術コース」「短期集中コース」「就業両立コース」の3つのコースがあります。
自分のライフスタイルや金銭的な状況に合わせてコースを選択することができます。
このボタンから公式サイトへ
上場企業SIer営業職の仕事内容について
日系のSIerとして色んなサービス/製品を取り扱うことができます。
お客様は法人の既存顧客がメインターゲットです。
お客様の規模によって担当数が変わるので、1〜10社くらいと様々です。
お客様に行っている営業活動は以下の通りです。
主な営業活動
- 新規提案(まだ導入していないサービス/製品)
お客様でまだ導入していないけど、導入すれば売上が上がることや業務効率化が見込まれる製品を紹介します。
お客様が製品を指定してくれる場合もありますが、大半はふわっとイメージを伝えてくれることが多いです。
「こんなことがしたいんだけどいい物ある?予算は〇〇円くらいで、急ぎ探してる。」
「今は人の手で編集しているけど、時間がかかるからもっと効率的に出来る製品ある?」
お客様のご予算やサービス規模に合わせて製品を探してコンサルティングします。
- 他社が導入したけど不満があるサービス/製品
既に導入しているけど、サービスの質が悪かったり利用料が高かったり機能が不足してるなど相談があった時にうちの会社で提供できる別のシステムやサービスを提案します。
- 既存領域への対応(古くなった機器のリプレイス)
うちの会社が以前導入しており、時が経って機器のサポートが切れてしまうハードウェアやソフトウェアに対して新しいものを提案します。
近年、AmazonやMicrosoftなどが出しているクラウドサービスを提案することが多いです。
- トラブルや困っていることへの対応
サービス利用しているお客様から日々相談を受けます。
お客様の不満が溜まってしまうと契約を切られてしまったり、別のサービスに乗り換えられるため営業として窓口になって対応します。
・突然使えなくなってしまった
・使いづらさや品質の悪さについてのクレーム
・別の機能が必要だけどカスタマイズできるか?
とある1日のスケジュール
9時〜17時30分が定時時間となってます。
残業は月に20時間〜45時間くらいです。
45時間を超える場合は上長への報告と許可が必要なので、IT業界における長時間残業は減っていると思います。
メールチェック/社内チャット確認
社内打合せ@zoom
お客様と打合せ@zoom
お昼休み
課の会議@zoom
移動
お客様との打ち合わせ@客先
移動
打合せで出た宿題事項の確認
内定を貰うために工夫したことは?
大学時代に就職活動をしており、主にIT業界へ応募を出していました。
2つのことを意識して話していました。
なぜIT業界か
・大学でプログラミングを学んで楽しかった
・ITの力で人々の生活を良くしたいと考えている
・今後需要が高くなっていると思う
(どの業界でもITが必要になっているから)
日々の中で問題解決をしているのか?
仕事をする中で予定通りに進むことの方が少なく何か課題や問題が出てきます。
その問題を試行錯誤して解決する能力が必要です。
今までに解決した事例を話す時に自分が行動したことを話していました。
・問題解決のために自分がやったこと
→人に聞いたり調べたりして行動した
→1回して上手くいかなかったが、やり方を変えて再度やってみた
内定を貰うためにやっておいた方が良かったことは?
少しでもITについて勉強する
IT業界で働くことになると、ITのことをかなり勉強しないといけません。
入社後に合わないと感じた場合、とても辛いので少しでも勉強したり触れてみておくことは重要です。
興味のある分野を探す
どの部署に配属になるかは入ってみないと分からないですが、最近はジョブ型の採用も増えているためやりたい・興味ある技術を決めておくと希望が通りやすくなります。
今の仕事の良いところは?
給料が高い
IT業界は全体的に業績が良いため給料が高いです。
特に一次受けのプライムベンダーという立ち位置だと責任はありますが給料が高水準です。
転職に強い
どの企業もIT人材が枯渇しているため、力をつければ市場価値がとても高いです。
専門の技術が身につく
営業だと広く浅くなってしまいますが、エンジニアになると携わった案件で取り扱う技術に詳しくなれます。
これからの時代は、需要のある特化した技術を身につければ職に困ることは少ないと思います。
今の仕事のイマイチなところは?
日系企業であるため、成果を上げた分だけの給料をもらうことが難しいです。
売上に応じてボーナスは高くなりますが、外資系企業のようにやった分だけもらえることはないです。
また仕事が出来る人に仕事が偏っていることもよくあります。
これから身に付けていきたいスキルは?
これからはよりお客様自身で機器を保有することが少なくなり、クラウド環境を利用することが主流になってきています。
AWS/Azure/GCPなどの知識を最低限持つことが当たり前になってくると思います。
そのため営業でもエンジニアでも関係なく、お客様に教えられるくらいはクラウドについて理解したいと考えています。
IT業界への就職を目指している方へ一言
今後も色んな業界でIT化が進み市場が拡大していきます。
自分が身を置いて能力を高めていけば一生職に困ることがなくなると思います。
私は営業職ですが、1つの分野の専門性を身につけたい場合は技術職(SE)を希望する方が良いと感じています。
苦手意識が無ければ、IT業界はとても良い就職先です。やりたいことを明確にして就職活動頑張ってください!